ついに行ってきました!世界遺産登録間近の富岡製糸場!
ロケは平日でしたが、開門前から集まるたくさんの観光客の姿を見て、
本当に今まさに大注目のスポットなんだと実感しました。
最近ゆうがたGet!の振り返りブログが書けていないので、今日は書きます!(笑)
今日の放送では「世界遺産と信州の深イイ話」ということでご紹介しましたが、
岡谷市で創業した片倉工業さんの保全があっての今。
”売らない、貸さない、壊さない”の信念は素晴らしいですよね。
だからこんなに建物がキレイに残っているんだ・・・と実感。
建物内部まで見学できるのは、繭倉庫の一部と繰糸場くらいなんですが、
ボランティア解説員さんのお話を聞きながら見学したので、
かなり興味深く見ることができました。
建設当時はちょんまげの大工さん達が悪戦苦闘しながら建てただとか、
煉瓦の色がまばらなのは、まだ日本人が煉瓦を焼き慣れていなかったからだとか、
製糸場創設に携わったフランス人が赤ワインを飲むのを見て、人間の血を飲んでいると思い、
最初工女さん達がなかなか集まらなかったとか・・・
まぁ本当にプラスαの雑学も面白くて、
教科書で見てちょっとしか知らなかったあの場所への価値観が
ぐぅーーーーーーーーーーーーーーーんとあがった気がします。
で!それもあってか、もっと感動したのが、岡谷市の宮坂製糸所さん!!
(あぁ・・・写真取り損ねた><。)
手作業での繭からの糸取り!生で見たのはもちろん初めて!
1つの繭から取り出す糸が本当に細くて、髪の毛より細く感じました。
放送では詳しくやりませんでしたが、
次の繭の糸を継ぎ足す方法も繊細でしたし、
繭を煮ているお湯が80度というのも驚き。
思わず、職人さん達の手は大丈夫なのかしら・・・と見てしまいましたが、
作業を見ていて女性達が活躍したというのも分かる気がしました。
お隣の岡谷蚕糸博物館が8/1リニューアルオープンということで
宮坂製糸所さんの見学もできるようになりますよ♪
私みたいに触れたことのない世代の人にはぜひ見てほしいです。
そして、岡谷絹工房さんでその生糸を染めていよいよストールの形へ。
こちらの建物も登録有形文化材ということでステキだったんですが、
機織りも本当に繊細な作業。そして見入ってしまうほどキレイでした。
実際に機織り体験ができるので、コースター作りを体験。
形になっていく達成感と、
キレイにいかなかった悔しさもありで、良い思い出になりました(笑)
・・・と、話が岡谷に飛んでしまいましたが、
後半にご紹介した「こんにゃくパーク」も楽しかったですよー!
無料で工場見学もバイキングもやることができるなんて、行きやすいですよね♪
長野市からなら1時間半で行けちゃう群馬県。
ちょっと知的なお出掛けコースが楽しめそうです☆
★取材メモ★
【群馬県】
富岡製糸場→
http://www.tomioka-silk.jp/hp/index.html
こんにゃくパーク→
http://konnyaku-park.com/
【岡谷市】
岡谷蚕糸博物館の情報→
http://www.okaya-museum.jp/silk-museum
宮坂製糸所→
http://www.lcv.ne.jp/~msilkpro/
岡谷絹工房→
http://www.okayacci.or.jp/kinu/