出産に臨む想いを語る前に、生まれました(笑)

しみず しょうこ

2019年12月24日 18:20


あえて語る必要もないのかもしれないけど、
自分の心の整理として書き留めておきたかったこと。

この妊娠は、
命を授かることがどんなに奇跡かを教えてくれて、

いざこの世に産み落とすことは想像しがたいけど、
あなたに会えることを涙ながら待っています―。


これをそろそろ書こうと思ってたら、
その前に娘が会いに来てくれましたw

生まれました!!

多少早いだろうなとは思ってたけど…2週間も早いとはw
おかげで生活が一変し、
気がつけば前回の更新から1ヶ月超!
これからまだまだいろんな変化が目まぐるしいと思うけど、
その前に!
やっぱり書いておきたかったことを残します。

きっとこれからすぐ育児でうまくいかないことがあって、
娘にイラッとしてしまうことが当然あると思う。

その時、例えば初心にかえるような冷静さを持てるように…





なにか身体に大きな問題がない限り、
子どもを授かることは難しくないと思ってた。

だからなかなかお腹に舞い降りてこない時は
周囲の親子や妊婦の姿にナーバスになったし、

ちょっとお腹に宿ってもいなくなってしまう経験が続いた時は
涙がこれでもかってくらい生成された。

その医者帰り…午後はいつも通り
笑顔で画面に映らなければならない時もあって
壊れそうな仮面をつける思いで、必死だった。

だからね、あえて数字をいうならば、
4人目にして、初めて心拍を確認するまでに至ったあの日は
本当に久しぶりに嬉し涙が出た。

それから妊婦という身体の変化に追われて
しばらく忘れていたけど、
いざ出産を目前にして不安が募った時、
あなたの存在も、これまでバイバイした子たちも、
力にしなきゃって思い直した。

きっかけはこの本。


妹が友人からもらったもので、
最初はこどもが語るかわいい出産記憶エピソードをみる感覚で
なんとなく読み進めていたけど、

「ママを選んでお腹に飛び込んだんだ」とか、
ママのお腹にいくのは「順番待ちだった」とか、
流産のこどもからママへのメッセージが様々あること
(「パパと仲良くね」「まだ準備ができてないよ」「自分を大切にね」)とか、

ぐっと心に響くものがたくさんあって、
これまでの経験が思い起こされて、
胎動の激しいお腹をさすりながら涙出た。


そして産院での事前の分娩台体験にて
もらったこのメッセージ。
もう出産への不安MAXだったから、
これも読んでて涙出た…分娩台の上で(笑)




これでやっと出産する気持ちの準備ができたかな。

そんな想いや心持ちで
出産の時を待っている今日この頃…




を書こうと思ってたら破水し、
現在に至りますw

覚悟していたつもりでも、
やはり壮絶ですね、出産って(T_T)
旦那さんはじめ家族やスタッフさんに感謝してもしきれない。

でもここまでこれてよかったです。
まだ本当の意味では始まったばかりなんでしょうけど。


もう娘優先の、昼夜めちゃくちゃな生活。
こんなふうに穏やかにお昼寝できる時は少ないけど、
それでも愛おしい、やっと会えた娘。

ここは去年の今頃、最期の命をもやすサティと過ごしたソファです。


授かったはずの子がいなくなった悲しみ。
でも今はこの子の命と向き合う時。
サティに子授祈願だね、なんていいながら、
お腹に感じたあったかい命。



今、新しい命がここにある。

私のすべきこと、できることを尽くしていこう。

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